Macintosh Color Classic

 私の自慢のパソコン。カラクラです。外観は完全に当時のまま。裏のポート部のフタがないけど。中身は随時パワーアップを図ってきました。
CPUは当初は68030/16MHzでしたが、68LC040/33MHz → PowerPC603e/120MHz(PDS) → 603e/160MHz(PCI) → PowerPC750(G3)/240MHz → 750/400MHzと進化してきました。
 今の状態は、CPU:G3/400MHz, メモリ:136MB, HD:20GB, Display:10"tronitron(VGA), Port:SCSI, USB×2, 10base-T, シリアル, ADB, OS:8.6です。しかし、アナログボードの電源が劣化しており、起動できなくなることが起きるようになってきた。そうなると可動状態にあるカラクラを部品取りのために買ってきて組みなおさなければならないのですが、残念ながら今ではそれを探すのも難しくなってきました。何度かやっているうちにVGA改造も手慣れたものになってきた(今頃何の役にも立たないけど)。


昔なつかし愛しのカラクラ


ロジックボードはPerforma5430。それにCrescendoG3/400を入れてある。以前はInterwareのG3/240だった。G3/240は幅(高さ)がないのでそのまま使えたのだが、G3/400は一回り大きく、そのままでは入らない。筐体を削って無理矢理入れた。ので、ロジックボードが若干たわんでいる。 Ethernetボードもカラクラに入れるにはちょっと大きい。ので、斜めに刺さったまま。


ロジックボード。紫のヒートシンクが目立つのがCrescendoG3/400。PCIにアダプタを介してUSBボードが乗っているので見にくいが、バッテリの左下に少し見えるのが603e。バッテリですら最近じゃ入手困難になってきた。


CrescendoG3/400を無理矢理入れるために削ったところ。筐体だけじゃなく、奥に少し見えるがフロッピードライブも削らねばならなかった。Sonyのフロッピードライブは、半分が金属、半分がプラスチックで出来ている。幸いにも下面がプラスチックだったので削ることが出来た。これでもフロッピードライブも機能的には問題はない。


Nortonによるベンチマーク結果。CPU性能ならばやはり素晴らしい。カラクラオリジナルはIIciよりも劣る。途中にある99.9.9や00.12.24はG3/240の時の性能



が、全体になると性能が落ちる。なにせ他の部分はオリジナルまたはPerforma5430なんですから。


ビデオはオリジナルのまま(とは言ってもVGAへの改造はしてあるけど)。これが足を引っ張っている。面白いのは同一機種のアナログボードでも個体差によって微妙にパフォーマンスが変わるってこと(何度か入れ替えている)。この数字はG3/240の時の計測値よりも悪い。

by よう