気になる道路標識

4月から気になっている。歩行者・自転車専用道路なのに駐車禁止。道交法をじっくり読んだら駐車とは軽車両を含むあらゆる車両が対象になっていた。ってことは駐輪禁止なの?

 停車禁止地域では、駐車からは除かれている5分以内の荷物の積み卸しと、人の乗り降りまでも禁止されていることだとずっと思ってきた。しかし、これを見ると、朝夕のラッシュ時以外は駐車禁止なので、荷物の積み卸しは5分で済ませなければならないが、ラッシュ時間帯はゆっくりやって構わないということになる。公安委員会の人は高い金かけて標識を設置して、結局何を規制したかったのだろう。


これなら何を防ぎたかったのかはよくわかるんだけど.....。


自転車が通行可能なのはわずか20m程度の区間のみ!バッカじゃなかろうか。で、この先にある橋は実は歩行者自転車専用道路なんですよ。専用道路からこの歩道の先に出てきたところには何の標識もない。ほんと鹿児島の公安委員会のいい加減さにはあきれかえる。

 ここの公安委員会(交通警察)は、交通強者優先という意識があるのか、ずいぶんと弱者を虐げたような規制をしている。我が家の近くの交差点は、国道の青の時間はだいたい1分40秒、これに5秒の右折信号が点灯する。が、歩行者は50秒しか青にならない。歩行者に比べて自動車はその2倍の時間は渡れる。まさに自動車優先社会!原付の二段階右折規制も実にいいかげんで、同じ国道の隣り合う交差点(交差する道路の規模もほぼ同じ)であっても、規制していたり規制していなかったり。どうしてかと観察すると、なるほど何のことはない、標識を付けられそうな場所に規制をかけているだけ。甚だしいのは、T 字路の縦部分から右折するのにも二段階右折の規制をしているところがある。規制して何の意味があるんだ?余ったから標識を適当に付けたんじゃないのかねぇ?

#過日、もっと凄まじい標識を見た。写真は撮っていないけど。某国道のトンネル入り口に、歩行者・自転車通行禁止の標識があった。が、その代替措置が全くないばかりか、その手前には何ら予告すら無いのだ!トンネルの手前1km位までには、自転車も通れる歩道があるが、山が迫ってくるにつれて歩道がなくなる。ずっと歩いてきた人は、突然に「通行禁止」と言われたって、どうせいちゅうんじゃ!
 鹿児島は驚くばかりの交通強者優先社会!公安委員会のジィさんは、絶対に現場見たことないんでしょうなぁ

恥ずかしがり屋の標識

こっち向いてよ。それじゃわかんないじゃないか!

 道路標識じゃないけど、この手の日本語に思わず反応してしまう。不法なことは法で禁止されているから不法なんであって、わざわざ禁止って言わなくたっていいんじゃないかなぁ。それよりも肝心の目的語がないから「何の投棄」か判らないじゃないですか。「廃棄物の投棄を禁じます」と書かなきゃ。


ゴミ不法投棄対策看板その2

右下には「物棄者罰与神」と書いてありました。

おまけ


 鹿児島とは全く関係ない札幌の案内標識。夏休みで札幌に帰省したときに写した。この案内標識は二十数年前から気になっている。案内に従って高速道路に向かおうと右折すると、7時から19時までの間は右折禁止で違反となる。んなアホな!曲がっちゃいけないなら、案内なんかすんな!(信号が隠れて写っていないが、左前のバスのあたりが交差点になる)


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