地名

地名はその土地の歴史や文化を反映している。私は仕事柄、地名には興味をもっている。鹿児島で気になった地名を紹介。写真を撮る機会が少ないので、順次掲載していきます。乞うご期待(誰も期待なんかしていないか......)

小川

名前のとおり。どうして小川という名前が付いたのかの由来を考える必要もないほと単純明快。でも、小川という名前の川は初めてみた。

小川全景。確かに小川ですなぁ。

橋の名前も単純明快。

なんと、この川が流れているのは山田という集落。橋の周囲の写真から判るように、その由来もまた単純明快。

珍しい地名発見!ローマ字のふりがななしで読めた人はすごい。か、こんな名に心当たりがある者だろうな。鹿児島県宮之城町にて。

「げすいりゅう」としか読めないが「しもづる」というらしい。下水流小学校卒業なんてちょっと恥ずかしい。そう言えばかつて職場の同僚に鹿児島県大根占(だいこんうらないではなくおおねじめ)中学校OBも居たな。写真には残せなかったが、近くには荘中学校というのもあった。ご丁寧に看板には「しょうちゅうがっこう」とふりがながついていた。

#この前、下水流と名札をつけた店員さんを見つけた

 我が家最寄りのバス停にて。これまでの9ヶ月間の間に何度か乗ったことがあるはず。 同じアパートに住む職場の人と一緒に帰宅したとき、「花野団地」行きのバスが来たので、「ああ、はなの団地行きのバスですから、ちょうど良かったですね」と言ったら笑われた。「はなのだんち」じゃなく「けのだんち」と呼ぶらしい。花野団地へは一度も行ったことはなかったのだが、花壇やプランターがいっぱいあって花咲乱れるような美しいイメージを持っていたのだが、一瞬にして毛むくじゃらの臑を連想してしまい、「絶対に近寄るものか!」と思ってしまった。
 花野を「けの」と読むことを知ってから調べたら、鹿児島市内の「花棚」や「花倉」なども「はなだな」や「はなくら」じゃなく、「け」と呼ぶらしいことが判った。花の持つ美しいイメージが台無し。
 市内の地名、神田、中山も日本の一般的、常識的な読み方は通用しない。「かんだ」じゃなく「しんでん」、「なかやま」じゃなく「ちゅうざん」と呼ぶ。なんじゃこりゃ〜!
 県内でも指宿(いぶすき)や川内(せんだい)、出水(いずみ)は知名度があるので読めるし、財部なども日本史で、あるいは名字として使われているので何とかなる。が、祁答院になってくると苦しい。このホームページを書くために文字を出すのでさえ苦労する。頴娃なんてどうやったって読めないし、そもそも個別の漢字に分解しても、それぞれの読みの見当すら付かない。ちなみに祁答院は「けどいん」、頴娃は「えい」と読みます。市町村名じゃないけど、ものすごい田舎の方で「六本木」というのも見た。「ろっぷ」と読むらしい。

#北海道よりも難しいぞ!

追記:鹿児島のバス路線を調べていたら、あるサイトに「花野団地」行きのバスの写真があった。なんと、千葉海浜交通から買った中古車を使っているらしい。思わぬ所で再会?


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