鹿児島人は花が大好き

 4月に鹿児島に来てビックリしたのは、街角に花がとても多いこと。交差点だけではなく、路面電車の線路の間にもプランターが一杯並んでいて、それが満開だった。残念ながら写真には残していませんけど(今が植え替え時のようですので、夏の花に替わったら写真で報告します)。鹿児島は南の国の割には意外に桜も遅く、東京とそんなに変わらない。が、ツツジは南国らしく咲くのが早い。ので、ツツジと桜が一緒に咲いている(桜とツツジが同時期に咲くのは札幌と同じだな)。まさに花で一杯ですばらしいことです。

 花で飾るのは市民各家庭も同じようで、通勤途中の家々ではどこも周囲に花をたくさん植えている。その中で、商売の関係のガラクタを一杯出したままにしてる所があるのですが、ガラクタが散らばっていてはっきり言ってとても汚らしい。その中に割れて壊れたプランターもある。どう見てもガラクタに思えますが実はこれは現役で、ちゃんとその中には花が植えてある(さすがに写真を出すのは不適当なので出しませんが)。花で飾る前に片づけた方が綺麗に見えると思うのは花好きじゃない人の発想。キレイに飾るわけじゃなくて、「とにかく花が好き!」ということなんでしょうか。

 何より驚くのは花屋が異常(失礼)に多いこと。こんなに多くて過当競争にならないか心配になる。我がアパートは大きな交差点に面しており、そこから写した光景です。花屋が並んでいる。これだけじゃない。交差点の中央奥の小さなスーパー(鹿児島では最大手チェーンのタイヨー。鹿児島だけじゃなく九州小売業界でもトップらしい)でも花を売っているし、この道路の手前側数十mにも別の花屋がある。これだけ花屋が並んでいてやっていけるということは、当然ながらそれだけ需要があるということで、たくさんの花の写真を示すより、この写真を見れば鹿児島人の花好きが理解できると思います。それにしてもすごい。

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