韓国岳
「からくにだけ」と読む。霧島山系の最高峰で標高1700m。あまりに高いので遠くカラの国まで見えそうだというのが名前の由来だそうな。山頂には大きな火口があり、山体の西斜面は大きく崩壊している。
最高峰ではあるが、登るのは比較的楽。ガイドブックには登山口から山頂まで1時間20分とあったが、登山の意味を理解していない私は、ノンストップ40分で山頂まで行けた(でも、休み無しはきついですよ)。登山口からの比高差は600m。
残念ながら空気が澄んでいなかったので、韓国はもちろん、鹿児島空港すら見えなかった。
麓から見た韓国岳。磐梯山のように見えるが、韓国岳も磐梯山と様式や規模は違うもののかつて山体が大崩壊した。
韓国岳山頂とそこから見下ろす火口。左上のところが山体崩壊した部分の最上部。
大浪池と新燃岳。新燃岳の向こうにわずかに見えるのが高千穂峰のお鉢火口。高千穂峰の頂部は雲に隠れている。
韓国岳の麓にある不動池。これもかつての火口跡です。