青島

 1960年代には新婚旅行と言えば青島だったらしい(現在のハワイのようなものか)。かつての代表的観光地も、今は寂れて三連休だというのにガラガラ。土産物屋も大部分閉まっている。残念ながらデジカメの電池が切れてしまったので、十分な記録は残せなかったが、人の少なさは理解できると思う。


 青島と青島神社。海にあるのに山幸彦を祭っている。島はヤシ類が繁茂してうっそうとしたジャングルとなっている。神社は何度か焼失して今の地になったそうな。霧島神宮でも疑問に思ったのだが、神社とは神様の住まいなのにどうして火事になるのだろう?天罰なのだろうか?
 結構世俗的な神社で、境内には「歓迎、読売巨人軍」の幟が掲げてあった。また、写真にはわずかにしか写っていないが社の左側には教科書問題のパネル(新しい教科書を創る会の主張に沿ったもの)がたくさん立てかけてあった。

#追記
年末に家族が鹿児島に来たので、もう一度行った。年末・年始の稼ぎ時を控えて準備の真っ最中。だが、教科書問題のパネルはそのまま。「歓迎、読売巨人軍」旗も数は少なくなっているものの、あいかわらず掲げてある。今回気づいたのだが、ジャイアンツの選手が監督以下そろって平成15年1月に参拝に来たときの写真と絵馬も誇らしげに掲げてあった。「優勝祈願!」ってことは、この神社の神頼みの効果がなかったってことじゃないか!宣伝効果にゃならないじゃないか?


教科書問題パネル


拝金主義?


 地質系の者にとってはおさえておきたい写真。鬼の洗濯板。四万十層群の砂泥互層が波食台をつくっている。やや傾いた地層の泥岩部が浸食され、砂岩は比較的浸食に耐えているのでこのような姿になった。


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