さよなら神戸
素晴らしい街、神戸に暮らして1年。で、またも転勤の内示を受けてしまった。神戸は街はキレイだし、たまたまだけど住居もキレイ。オフィスもキレイになったし、見晴らしも良かった。自宅もオフィスも海に面していて気持ちが良かった。通勤は10分強だし、昼休みには観光地のただ中を散歩し、夕方には夕日を観ながら港をジョギングするという日々。神戸は海と山が近く、景観に変化があって気持ちがよい。我が家からよく見える六甲の摩耶山には何度も登ったし、布引の滝を眺めながら涼み、登山の帰路に汲んだ六甲の湧き水でコーヒーを入れる。近くの温泉にゆったり浸かり、
本当に素晴らしい一年でした。2003年4月に初めての転勤、初めての単身赴任で鹿児島へ。と思ったら一年で神戸。全国にある我が職場の中で、神戸が一番恵まれた場所にある。今後も何度か転勤させられるかもしれないが、神戸より良い環境の地はない。
4月からは単身赴任は解消し、自宅に戻ることになるのだけれど、4月からの職場は今のような個室のオフィスではなく大部屋の隅に置いたスチールデスクだけ。職場のポジションから見ても、神戸のように恵まれた環境にはない。と言うことは、我が人生はあとは下る一方なのだろうか....。残念!
今思えば、単身赴任というのはいろいろ大変ではあったけど、見知らぬ土地を知ることが出来、過ぎてしまえば楽しい日々でした。4月からは単身赴任は解消するとは言え、忙しく気の休まることが少ない仕事へと異動します。この2年間のゆったりとした勤務にすっかり頭がぼけてしまい、忙しい毎日に付いていけないのではないかと今から頭が重い。