有馬温泉
日本じゃ誰でも名前は知っている有名な温泉。日本書紀にも天皇が入ったと記されているんだそうで。有馬温泉は神戸市北区なんだそうで...。神戸で5ヶ月も暮らして一度も出かけたことがなかった。鹿児島じゃ毎週温泉に行ってたのに。で、出かけてみた。
秀吉が好んだんだそうで、秀吉にちなんだ名前が残されている。
金の湯。水酸化鉄(Fe2O3・2H2O、Goethite、褐鉄鉱)のために黄色いので「金の湯」とされている。日帰り入浴600円と鹿児島に比べるとやはりとても高い。鹿児島市内の銭湯は全て温泉で330円だったし、ちょっと遠かったけど紫尾温泉や霧島のえびの温泉は200円だったのに。不思議なのは、足湯は水酸化鉄の色なのに、中のお湯はこれと違って酸化鉄(Fe2O3、Hematite、赤鉄鉱、レンガ色)をしていること。なぜお湯の中の鉄が脱水されているんだろう?
少し飲んでみた。すごく不味くてとても飲めるようなもんじゃない。
銀の湯。500円。こちらは透明な炭酸塩泉。湧出温度はやや低いのでボイラーで加熱している。
金の湯と銀の湯セット券ってのがあった。850円とすごくお得。と思って両方入った。が、考えてみりゃ温泉ってのは汗を流し疲れを癒すところ。連続することに意味あるのかなぁ。ともに露天風呂もない。ので、どうにも鹿児島でのお気に入りだった銭湯(芦刈温泉やいろはの湯)よりも温泉の雰囲気に欠ける。