追記その2

 10月も下旬に入るというのに台風23号がまたも上陸した。毎回のように職場の周囲は洪水で浸水。これで今年4度目。今度の台風は猛烈な風雨。帰宅時に膝まで水に浸かって歩き始めたら数分で傘が崩壊。テレビ局がいたら格好のネタにされてしまっただろう。ま、当日はビニール傘だったので被害は小さかったんですが(と言うのは逆で、高い傘が壊れたら困るからビニール傘だったんですが)


完全に骨とビニールが分離してしまった。右手に傘の骨(それも一部バラバラになっている)を持ち、左手でビニールを持って頭の上に載せたんですが、全く効果はなく、水没した道路で車を誘導している方々に笑われただけだった。


今回は、波が海岸の親水護岸上まで寄せたことが分かる。一回目の台風16号では枯れ草の所まで押し寄せた(ために塩害で枯れて茶色い)んですが。


 台風が通過して4日。我が家の前は生田川の河口になっている。生田川は既に濁っていないのに、海は濁ったまま。外海に通じる摩耶大橋の方の海は青いんですが、我が家の前は黄土色。と思ったら小さな船がとおりかかった。なんと濁っているのは海の表面だけ。濁った川の水は粘土粒子を含んでいるものの塩を含んでいない。海水は3%ほどの塩分を含んでいるので淡水より重い。ので、このように分離してしまった。が、4日も続くというのは珍しい(と私は思う)。通常は川の水の方が海水よりも冷たい。ので、塩分を含まないと言っても、海水に比べて十分に軽いという訳ではない。4日たってもこの状態を保てるのは、ちょうど秋の季節の海水温/河川水温の微妙なバランスがなせる技。


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