台風の翌日
台風の翌日、街は新しい姿を見せる。青々と茂っていた街路樹はすっかり葉を落としている。通勤路の国道二号線はいろいろな植栽を使っている。生け垣の植栽は、塩害に強いものとそうでないものがあることが歴然。植物には全く興味はないし、種類も分からないんですが、記録に残しておいた。
すっかり葉がダメになったイチョウ。塩害に弱い樹種のようだ。
完全にダメになったところ、青々としているところがあって興味深い
塩害に強いのは、センダン、クチナシ/ヤエクチナシ、シャリンバイ、ハマヒカサキ、ヒメツゲ、ボックスウッド。それぞれがどんな樹種なのか私には分かりませんけど。
アベリア、レンギョウ、コデマリ、ユキヤナギは中程度の耐性。ま、数日したら枯れるかもしれませんけど。
全く弱いのはヒョウヤナギ、キンモクセイ、ヒメエニシダ。海岸じゃダメですね。ベイタウンも同じか。
波によってタイルは剥がされ、魚が打ち上げられていた。
我が部の倉庫。80cmまで浸水したことがわかる。
追記
新聞にこのような記事が出ていた。なんと塩害は六甲山にまで及んでいる。確かに山を見ると尾根の南西側は赤茶けている。
残念ながら分かり易い写真を写せなかったので、毎日新聞から無断転載。
し、塩害でポートタワーのネオンも消えたんだそうな
街路樹の役目は夏に日差しを遮り、冬には日差しを入れること。すっかり葉が落ちて歩道には燦々と陽光が差している。一見晩秋のようだが街を行く人々は半袖を着て汗を拭きながら歩いているところが、晩秋とはちょっと違う。
イチョウはこんな情けない姿に。写真じゃ分かりにくいが、葉は黄色じゃなく黄土色。銀杏も熟する前なのにシワシワになってしまって...。