4月3日
この日は1日で一挙に熊野三山を参拝。
熊野本宮大社。ウッディナチュラルなのがとても権威がありそうに思える。
大鳥居。かつては熊野川の中州に本宮があったのだが洪水のために壊滅的被害を受け、丘の上に移転した。神の住まいなのに天災(天罰)があたるとは....。
新宮の神倉神社。市街地の背後の絶壁の上に、今にも転がりだしそうな大岩がご神体。ここの石段は原始的な上にものすごく急。新宮の速玉大社より個人的にはこちらの方が感動する。
速玉大社
朱塗りの上に境内が狭いのであんまり権威を感じさせない。本宮は中に入ると写真も撮れないのだが、こちらは自由。ご神体の鏡も写せる。
熊野古道の大門坂。ここを見ると熊野古道ってきちんと整備されてるんだと誤解する。ほとんどは単なる踏み分け道に過ぎない。
那智大社
那智大社も朱塗りだし規模も小さいし...。ただしここには日本一の滝、那智の滝がある。
朱塗りの塔は那智大社ではなく隣接した青岸渡寺のもの。青岸渡寺の本殿は安土桃山時代のもの。だが、この塔は昭和45年のコンクリート製。
写真で見ても規模は理解できないが、落差133mで日本一。日光の華厳の滝は99mしかない。これを崇めるというのは自然への畏怖という極めてナチュラルな原始信仰というべきもの。
那智勝浦と言えばやはりマグロ。ガイドブックで「池川」というお店が良さそうに見え、何度か道に迷いながらやっとたどり着いたら店は潰れていた。野で、次善の店で「十割そば森本屋」という店に行った。なかなか雰囲気が良く、美味しかった。のだが....道が細すぎる。夏場じゃ絶対に無理だと思う。