紀州鉄道

全国で一番規模の小さい鉄道だそうな。御坊と西御坊を結ぶ。営業区間は2.7kmしかない。小さいことで逆に注目を集めている。私が訪れたときもお客さんはテツばかり。普通の地元のお客さんは皆無だった。実は私も駅前駐車場に車を止めたら、管理人に「紀州鉄道を見に来たの?」と笑われた。私はテツじゃないし、千葉ナンバーだって、わざわざ千葉から見に来た訳じゃないのだが。マイナーな鉄道と言えば千葉にも銚子電鉄がある。が、銚子電鉄は電車だがこちらはディーゼル。
ま、話のタネに意味無く鉄道に乗りに来たのは事実ではあるが。

2.7kmを1両のディーゼルが8分で結ぶ。それだけ。駅は5つ。終点まで乗って180円。電車から降りるのはカメラバックをかけたマニア、入ってくる電車を見るのはカメラを手にしたマニア。ま、私もカメラを手にしているから、この写真がある訳ですが。

沿線にもカメラを構えた者がたくさん。

レールは微妙に曲がっているし、線路をあるくおばあさんが.......。フィリピンの光景のようだ。ここに水牛がいたら完全に東南アジアの光景だな。

関東では千葉の銚子電鉄が有名だが、それをさらにボロに荒れた状態にしたようなもの。線路の荒れ方は銚子電鉄に勝る(劣るというのかな)。とても現役の線路とは思えない。営業区間が短いので同じ車両を使っていても本数は多い。一時間に3往復。なのにこの荒れた状況。おそらく路盤の整備など過去何年もやってないんでしょーね。

追記

紀州鉄道では入学お守りを売っているとのこと。学門という駅があって、その入場券は「入学」の切符ということらしい。


120円の入場券なのに550円もする。暴利!


で、これが学門駅。ゲートすらない立ち入り自由の無人駅。そもそも入場券など必要ないじゃないか!なんといい加減な!

追記2

以前に見たものとは違う車両の紀州鉄道を見かけた。この車両はバスを改造したもののように見える。運転席を両方に付けただけみたい。フロントも車体もバスだな。


ちょっと違和感があったので近づいて見たら......車体の塗装はフリーハンドの手書き。せめてマスキングテープ位使えよ。小学生の工作じゃないんだからさ。なんといい加減な仕事と言うか、やる気がないというか......。


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