その他

あえて報告するまでのことでもないが、せっかく出かけたので。

棚田の光景。正しい日本の田舎の風景。和歌山県南部に行くと棚田の跡が梅林となっている(棚田でなくても普通に耕地整理された所も転作で梅林となってしまっている)が、ここでは今でも水稲を耕作している。付近には背中にカゴを背負ったおばあさんが。21世紀とは思えない光景。保存しておきたい古き日本の姿。
しかし、いかにも生産性が低そう。趣味で耕作した自家消費用の田だとか、国土保全のためのボランティア事業だというならば良いけど、こんな水田で採算が取れるような米価設定だとすれば.....日本の農業がおかしくなるのは間違いない。個人的には、こういった棚田も山林も地域保全事業として、経済的位置を一旦脇に置いて考えた方が良いかと思うんだけど。その補助金がどこから出るのかは難しいけれど、経済的にこれで自立させるのは無理があるような気がする。

興国寺

「まっぷる和歌山」によれば北条政子が建立したとある。が、なぜ、鎌倉から遠く離れた和歌山に??良く分からないが、秀吉に攻められて一度焼失したが、紀州徳川家の庇護のもと再興したそうな。駐車場も参拝も無料。


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