紀州東照宮
紀州徳川家は家康の十男、頼宣から始まった。ので、頼宣は家康を祀る東照宮を和歌山にも建立した。まっぷる和歌山によれば「極彩色の鮮やかさから、関西日光とも称される」とあったのだが......日光と比べるのはあまりにも........貧弱。
鳥居と参道。
本殿。檜皮葺きの屋根と赤の柱がなんともマッチしない。
うーん.......。本殿は朱ではなくベンガラなのでやや大人しいとは言え......屋根とは全くマッチしていない。
山門は朱塗り。日光の東照宮は彫刻だが、こちらは単にペイントしたもの。
賽銭箱は徳川の家紋がありました。
階段が面白い!山は緑色片岩から成る。が、階段は砂岩。たぶん、和泉砂岩だろう。わざわざ和泉山地から運んできたらしい。和歌山城の石垣も江戸時代の部分は砂岩だった。こちらの方が切り出したときに、きちんと直角を出しやすいからなのだろう。