居住環境

 アパートが古いのはしょうがないとして、次の問題は環境。アパートが国道3号線と伊集院(なんとハイカラさんな名前だ!がその割にはハイカラさんは通らない。ひょっとしたら、今、道を歩いている方々はかつてはハイカラさんだったんだろうか?)に行く県道(薩摩街道というらしい。ってことは昔はこっちが本道だったの?)の交差点に面して立地している。ので、ものすごくうるさい。古いアパートなので窓には隙間があって埃と音が容赦なく入ってくる。おまけに国道3号線では電線の地下埋設工事をやっていて月〜金の22時から工事が始まる(なんでも3カ年計画とのこと。あと何年工事してるんだろう?)。土日は工事が休みだが、こんどは暴走オニイチャンが明け方まで元気に走り回る。合間をぬって救急車。鹿児島の救急車は「ピーポーピーポー」の他、交差点では「ファォンファォンファォン」「ウーウ-ッ」と鳴らしてくれるし。

 おまけに地方都市の割に通勤時間がかかる。路面電車は時間にバラツキがあるので通勤時間も一定しないのですが、下手するとベイタウンから都内の職場に行くのと同じくらい時間がかかる。近くにスーパーはあってもコンビニがないというのも困りもの。ま、これはどうでもいいことですが。

薩摩街道側から見たところ。向こうからこっちを見たのがこっちの写真

火山灰

 鹿児島と言えば火山灰。昔初めて鹿児島を訪れた1985年にホントビックリした。降灰は1977年の有珠山の噴火の際に札幌でも2g/平方メートルの降灰があって街中大変だった。鹿児島気象台のHPを見ると鹿児島市内における1985年の降灰は16kg/ 平方メートル。4桁も違います。火山灰の密度が2.3g/ccだとすれば市街のどこでも7cmの厚さで灰が積もることになる。しかも雪と違って灰は融けずいつまでも残るし、ホコリの原因となる。幸いにも、こちらに来てから降灰には遭ってません。なんとか遭わずに済ませたいと願っています。

 

 火山灰回収のための専用の袋と、専用の回収場。「克灰」の文字が鹿児島の人たちの悲壮感を物語る。


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