赤目四十八滝

 第三紀中新世(約1500万年前)の火山溶岩を主体とする地層が浸食されて、溶岩のような堅い部分が滝となった。一番手前の行者滝から一番奥の巌窟滝まで約3.2kmの渓流の比高差200m。そこに滝がたくさん連なっている。HPには48ある訳じゃないと書いてあったが、ま、どれくらいの落差および傾斜以上の急流を滝と呼ぶかで幾らでも数は増やせそうな気がする。全部写した訳じゃないし、名前の立て札がある滝でも、ガイドブックや地図には名前が載っていなかったので、ほとんど忘れた。
 それはさておき、とにかく美しい渓流だった。まだ、紅葉には早く、モミジは青々ととしていたのだが、それはそれで十分に美しい。紅葉ばかりじゃなく、新緑の季節も素晴らしいのではないかと思う。ガイドブックで見て初めて知った所だが、なかなかのお薦めの場所です。


行者の滝。ここから3.2km、片道約1時間のハイキングコースが始まります。


霊蛇の滝と不動の滝


乙女の滝と、もう一つは名前を忘れた。こんなものまでカウントしているなら、滝の数はいくらになるか訳が分からないだろう。


千手の滝と布引の滝。増水していたので、たくさんに分岐して千手だというようには見えないな。


滝ガ壺(の滝)と縫藤の滝


陰陽の滝と姉妹滝。これも増水しているので姉妹にはなっていない。


柿窪の滝と雨降り滝。雨降り滝は文字通りハイキングコースに水が落ちてくる。急いで写したのでボケた。



笄(こうがい)の滝と骸骨滝


斜滝ともう一つ名前を忘れた滝。地図にもガイドブックにも載ってないのに、そんなに覚えてられるか!


荷担の滝。赤目四十八滝を代表するものらしく、ガイドブックなどでしばしば見る。


雛壇の滝と琴滝


琵琶滝と巌窟滝。これで終わり。最後の2つは落差も大きくて、いかにも滝らしい。


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