天橋立・水分れ
近畿地方は寺社仏閣がたくさんある。京都や奈良は見所がたくさんある。が、そういった所に興味がないわけじゃないが、修学旅行みたいでいまいち行く気がおきない。自分の興味はどちらかと言えば自然系にある(と言っても動植物には興味はないんですけど)。
日本三景で自然が創る地形としてとても面白いのが天橋立。神話には興味はないけど、地形には興味がある。
途中、本州の中央分水界として最も低い「水分れ」にも寄った。
その他
兵庫県を代表するのが神戸。だと思っていると大違い。神戸だって西区に行くと南九州を思わせるような、棚田と雑木林の光景が広がる。神戸を越えて兵庫県の奥へとさらに進むとディープな世界。私が小学生の頃から時が止まったような街がある。
ちょっと隠れて読みにくいが日立の電気屋さん(も今じゃ珍しいと思うが)の横には「キドカラー ポンパ」と書かれている。当時、キドカラーの飛行船が全国を回ったはず。ポンパってのは、当時のテレビは真空管だったのでスイッチ入れてから映るまで数十秒もかかったのに、日立の新型テレビはソリッドステート(つまり個体素子=トランジスタ)なので、余熱時間なくスイッチをポンと押すと「パッ」と映るという意味でつけられたもの。他社は嵯峨とか高雄とか和風の名前で木製の家具調だった。