春日大社
日本を代表する神社。だと思っていた。高校の修学旅行の時は、東大寺の大仏を見て、奈良公園で若草山を見上げながらシカにエサをあげたけど、その至近にある春日大社には行かなかった。ま、京都の宿からバスで日帰りなので時間が無かったんでしょう。
生まれて初めて訪問するので、ちょっと期待したのだが、なんと神社なのに拝観料420円を取る。京都などの有名なお寺では拝観料を取るところは少なくないが、神社で拝観料を取るとは聞いたことがなかった。春日大社の駐車場で既に1000円も払っているのに。結局外からお参りしただけ。タダだろうから神社に行ったのに....。こんなんじゃ賽銭をあげる気持ちにもならなかった。
少なくとも千数百年の歴史を持つだけあって立派ではある。平城京自体が中国の縮小コピーなのだからしょうがないが、朱塗りの神社は荘厳さを感じさせない。ような気がする。熊野本宮大社はすごく重々しかったのに。
ご神木の看板の横には切り株が。なんと神木が枯れてしまったらしい。すぐ後ろに二代目と称する小さな松が植えられていたがどちらも神々しさは全く感じない。そりゃそうだよな。枯れたってことは、神が逃げ出したか大した神じゃなかったかのどちらか。切り株の後ろでシカ食害防止の金網巻かれて支柱に支えられ二代目の幹が写っている。新人じゃ権威を期待するのが無理だし。