五ヶ瀬スキー場
鹿児島市内でも1月に2度も積雪があった。幕張よりもずっと頻度が多い。ような気がする。職場から遠くに見える霧島の山々も、頂部にはいつも雪がある。ガイドブックをみたら熊本・宮崎県境の五ヶ瀬というところにスキー場がある。何でも日本最南のスキー場なんだそうで。私はベイタウンの頃はザウスに2ヶ月に一度位は行っていたし、こちらの夏でも霧島の人工芝スキー場に行っている。スキーが出来ると判ると、どうにも落ち着かない。雪が積もった直後なら雪質は良いが行くのが大変。ということで、雪が降った1週間後、1月末の金曜日に仕事を休んで(!)、五ヶ瀬スキー場に行った。当日は、かなり熱っぽかったのだが、休日ならば混んでしまだろうし、スキーの翌日はゆっくりしたい。ので、金曜日に行きたいのだが、残念ながら2月以降は3月中旬まで金曜日は休めそうにない。この日は快晴で、降雪後一週間経って、予想通り雪も良く、駐車場までチェーンなしで行けた。せっかく買ったチェーンではありますが。
五ヶ瀬スキー場。遠くに見えるのが阿蘇。中岳の活動が活発化しているが、この日は穏やかな蒸気があがっている程度。今やスキー場はスノーボードの方が客は多い。ので、夜の間にコブを全部つぶしてしまう。コースが2本しか無くて単調な上にコブもない。が、文句を言ってはいけない。思いがけなくスキーが出来るんですから。
スキー場は、麓の駐車場(標高1300m)から連絡リフトで登る。鹿児島から途中高速利用で3時間。だが、帰りは急がない(し、貧乏な)ので、国道で帰った。ガクガクの足でマニュアル車を運転して5時間。これはちょっと辛い。
セルフタイマーで写したので若干傾いた。こちらにはスキーウエアも何も持ってきていない。突如スキーに行こうと思ったので、道具はレンタルがあるとして、ウエアが必要。とりあえずユニクロの値下ダウンジャケット2900円を用意して行った。転倒することもないだろうから、雪さえ降らなければ下はコーデュロイジーンズでなんとかなる。と思った、が、スキーで跳ね上げた雪が臑にかかる。それが融けて、靴の中まで湿ってくるということが判った。今はカービングスキーの時代になったが一度も使ったことがなかった(いつもは15年使っているヤマハのパラマウント。スキーパンツは1979年のを未だに愛用していることが自慢)。慣れない板の上に加えて、ガンガン滑ったので、足がヘロヘロになってしまった。
こちらで見てみたいと思ったスポットの一つが熊本県にある通潤橋。江戸時代に建てられた石で出来た用水路の橋。以前にも行こうと思ったのだが、残念ながら日没になってしまい断念した。本日は、足が持たないようなので早めにスキーを切り上げ、帰路によって見た。近くで見るとなかなかの存在感。橋の中央の放水口からは、時々放水してくれる(スケジュール外に頼めば5000円で出してくれるそうな)。次はぜひ放水の時に訪れてみたい。
橋の高さは20mだが欄干もなく、近寄ってみるとかなり怖い。