那智大社と那智の滝
和歌山には熊野三山がある。平安時代の貴族にとっては熊野三山に参拝することはあこがれであった。時代が変わって武士が闊歩する室町時代には多くの武士が、市民文化が栄えた江戸時代には町人までもが参拝に訪れた。
それだけ有り難い場所なのだろう。別の神様にそれぞれ参拝するとコンフリクトしてしまいそうな気にもなるけど、1000年以上多くの者がやっているのだから、神々がぶつかるのではなく、相乗効果があるのだろう。年末でもあるし、和歌山に赴任してからはまだ訪れていなかった那智大社にお参りに行くことにした。那智大社は23年前と神戸に赴任していた5年前に二度訪れたところ。新しい発見があるかとは思ったが.....ここではそれほど新しい発見はなかった。